1/9のコンサートでは、
心から大切にしたい音が
いくつもあります…
今回はその中のひとつ
鍵盤ハーモニカの為の作品よりⅢ.Canna について
今回作曲を委嘱した作曲家の中島満久さんとは、娘達の通う蕨少年少女合唱団で知り合いました。子供達が歌っていた彼の作品『地球という楽園』がとても素敵で、いつか一緒にお仕事をとの言葉を交わしていました。
一年程前に、鍵盤ハーモニカの為の曲をお願いしたいとお声掛けした際には、改めてお会いして、私の音や言葉を時間をかけて聞いて下さいました。
そして一言、
「命のことを吹いて下さい」と言われた…
目にした音はとても意味のあるもので、ある部分ではもう楽器を超えて、その命の息を扱わなくてはと感じています。
鍵盤ハーモニカならではの、呼吸と重音と人間臭さ…なんとか自分のものにしたい。
花の名〜Canna カンナは原爆投下後1ヶ月で広島の地に新しい命を咲かせた花です。
焼け野原に真っ赤に咲いた花
…どんな思いで人々の目に映ったんだろう
花言葉は「堅実な未来」
〜地の上の平和を祈らされます
http://www.asahi.com/special/npr/OSK201008020078.html
(今後も少しずつご紹介出来るといいです)