2022.4.1.
新年度の始まりとともに、
新曲を聴いて頂くという
大切な日でした。
『へ調の組曲』
〜鍵盤ハーモニカのための
昨日、作曲家の壺井一歩さんにお会いして、曲についてのレクチャーを受けることが出来ました。
5つの小品からなる組曲(全てソロ)は、“鍵盤ハーモニカでも吹ける曲”ではなく、“鍵盤ハーモニカでないと吹けない曲”
音列や運指、箱の中の響きは勿論のこと、37鍵を最大限に使うべくしての「へ調」であることも納得のいくところで、楽譜を頂いた一月の時点で、かなり高揚したのを思い出します。
幅広い視野と本質から背かない誠実な音楽を感じつつも、この楽器のもつ可愛らしさと可能性、息やタンギングによる表現の面白さも味わえる。
初演までの時。
音、大切に育くみます。
とにかく
楽しかった。。。
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Suite in F/ for keyboard harmonica
Ippo Tsuboi
Ⅰ.Prologue 前口上
Ⅱ.Blur 滲んで
Ⅲ.Autumn 秋
Ⅳ.Waltz for Two 二人のワルツ
Ⅴ.Final 終曲