『暮れゆく』
2018年は「いろいろな音」を体感した年だった。
はじめての場や、
経験したことの無い仕事だったり、
時に企画の中の音だったり、
勿論、単純に自分が楽しいとか、
探し続けている音も沢山吹いてきた。
「いろいろ」なことをしたから、
今の自分には何が不足していて
どういう時に充足感を得るのかを、
明確に感じた一年だったように思う。
本番を通じて素晴らしい共演者の方々から得るものは、時間が経つほどに余計なものが篩にかけられて、
身の詰まった音やリズムだけが感覚として残る。
情報の溢れる社会に辟易としながらも、自分の探す音を見失わない為に、
聞こえてくる音に耳を開いては、
いつも心に問いかけてみなくてはと思う。
やりたいことは単純なことで、
あたりまえに感じて、
あたりまえの音楽をすること。
実はこれが簡単ではないから
その為に必要なことを
わたしなりにコツコツと、
引き続き
励んでいくことといたしましょう。
※2019は、3月に江古田でviolaとの再演。
5月にAEOLOSは神戸へと参ります。
暗中模索の企てはいくつか。
詳細はまた後程。
迎える一年に
静かに静かに
期待しつつ。
2018.12.31.