先週に引き続き、大月美季さんと。
さいたま市新開小学校の放課後子供教室「チャレンジスクール」にて、1時間程の音楽室コンサートでした。
この小学校には、もう数回足を運んでいますが、美季さんとのアウトリーチははじめて。
オープニング…
廊下で待ち伏せして
子供達入場ファンファーレを吹いたり、
美季さんの導入によるリズム体験や、
歌・ピアノ・鍵盤ハーモニカを奏でながら、子供達と過ごしました。
子供達の素直な反応には、
いつも励まされます。
放課後の音楽室ならではの柔らかな空気感と、
“音に耳を傾ける”という豊かな時間を共有する事が出来、感謝なひとときでした。
七月の予定がコロナで叶わず、改めて日程を組んで下さった先生、スタッフの皆様、ありがとうございました。
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“音に耳を傾ける”
…自分としても、教えるという場でも、こういった子供との時間でも、とても大切にしていることのひとつ。
昨今。
音を聴くより先に、文字やら手の込んだ仕掛けが目に飛び込んでくる音楽も多く、そんな時代なのだと感じざるを得ない。
(自分も全く編集しない訳ではないしね)
TVに字幕がつきはじめたときにも、最初は違和感だったが、今はそれはそれで普通のことで、こういった視覚優先型の音楽も、もうアタリマエなのかもしれないね。
でも、こうして音楽室という限られた空間で、音を真ん中にすえて直に交わる時、やっぱり仕掛けじみたものはいらなくて、耳をすまして音そのものを共有することの豊かさを感じるのでした。
また来年です…